吉野山お花見トレッキング・オンラインツアー!<上・中・下千本めぐり編>
現在募集中の「春の吉野山お花見トレッキング」。今年は3コース開催ということで、どんな風に違うの? どんなところに行くの? とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。そんなアナタのために! 豊富な写真でツアーの流れをご紹介。題して“オンラインツアー”です! まずは「定番! 上・中・下千本めぐり編」から。
それでははじまりはじまり~~
開催日の朝、10時に近鉄大和上市駅にご集合です。そこから無料送迎にて大滝登山口へ。途中、隠れた桜の名所「あきつの小野公園」の風景も車窓からご覧いただけます。
(「奥千本編」ではこちらのあきつの小野公園へ下山してきます。ここの八重桜は一見の価値あり!)
さて、こちらが大滝登山口。準備運動をしたら、ガイドとともにいよいよ山の中へと入っていきます。
最初の約1時間はほとんど平坦な道をいきます。道中では立派な石垣や、整備された杉林を見ることができます。かつて林業で賑わっていたころのなごりです。
当時はどんな景色だったのか? どんな暮らしが息づいていたのか? 時には写真や資料を使ってガイドがご説明します。
道がだんだん小川に近づいてくると、いよいよ本格的な登りがやってきます。
地元では「爺坂婆坂(じいさかばあさか)」と呼ばれる急坂。誰もがおじいちゃん、おばあちゃんのように腰をかがめることからそんな名前がついているそうですが…
とはいえそこまで恐れることはありません。確かに急なところもありますが、ガイドが先頭となって、息切れしないようゆっくりペースで登っていきます。爺坂婆坂からは、天気がよければ“関西のマッターホルン”高見山の美しい姿を遠望することができます。
そして出発から約2時間。いよいよ青根ヶ峰に登頂です!
青根ヶ峰は杉林にかこまれた山頂で、展望はありません。しかしかつては神霊が鎮座する場所として、信仰の対象となっていたそうです。今自分が立っているところが信仰の場所。そんな話を聞くと、なんだか不思議な気がしますね。
時刻はそろそろお昼頃。天候やペースにより、付近での昼食を予定しています。お待ちかねの手づくりお弁当をいただきましょう! (写真は一例です。)
満腹になったところで、山を下り今回のメイン・日本一の桜とご対面。これまで歩いてきた古道は人に会うことが珍しい、静かな道でしたがここからは大都会(笑) 吉野山のメインストリートは一変して賑やかな雰囲気です。
こんな景色を楽々見れるのは、これまでのトレッキングのおかげ。(逆コースだとこの場所まで延々コンクリートの登り坂です)
桜以外にも、春の花々が美しい姿を見せてくれています。
目玉親父みたいなタマゴケ。この姿は春ならでは。
多様な桜や花々を楽しみながら吉野山を下り、上千本・中千本と呼ばれる名所を経て、ツアーは15時半ごろ、金峯山寺蔵王堂前にて解散となります。
この時期、蔵王堂では秘仏・蔵王権現の特別御開帳が行われています。
最終受付の16時には間に合うよう下ってきますので、ぜひ一度は拝観されることをオススメします!
ここから先は近鉄吉野駅まで30分ほどの道のりです。道標が多く迷うようなところはほとんどありませんが、ご不安な方はガイドが駅までご案内いたします。
駅までの道中はいろんなお店があってお買い物が楽しいところ。先日ご紹介した萬松堂の草餅や桜羊羹、豆乳アイスクリーム、柿の葉寿司などなど。オススメはぜひガイドに尋ねてみてくださいね!
さて、“オンラインツアー”は以上になります。初の試みでしたがいかがだったでしょうか?
一般的な吉野駅から訪れるのではなく、あえて“裏側”にあたる大滝登山口からのアプローチというこのコース。メリットは3つあります。
(1)登山口の標高が高いので、比較的楽に吉野山の一番上(奥)までいける
(2)吉野駅からの道と違い、コンクリートの坂を延々登らなくてすむ
(3)青根ヶ峰まで登りきったらあとは下るだけ。余裕をもって桜を楽しめる
→つまり、日本一の桜の名所・吉野山をつらい思いをせず、裏側から表側までまるっと楽しめる! ということ。さらにガイド1名あたり7名様までの少人数制による充実のフォロー&手づくりお弁当付きで、ココロもオナカも大満足!というわけです(笑)
そんな「春の吉野山お花見トレッキング~定番! 上・中・下千本めぐり編~」の開催日は4月3日(月)、4日(火)、5日(水)、8日(土)、9日(日)、10日(月)、14日(金)の全7日間。ご予約はこちらから。
ご参加お待ちしております!